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和を以って貴しとなす

あまり怒らず、和を大切にすること

「和を以て貴しとなす」の1つ目の意味は、「なにをするにしても、あまり怒らずに和を大切にすることが重要である」というものです。「和を以て貴しとなす」は、「みんなが相手を尊重しあい、認めあって協調することがなによりも尊いものだ」という意味です。だれかに失敗や間違いがあったとしても、その過失を怒ってはならず、協力・協調・協和が大事だとされています。

しっかりと話し合いをおこなうこと

「和を以て貴しとなす」の2つ目の意味は、「しっかりと話し合いをおこなうこと」です。「争いを避けるだけが和を大切にすることではなく、安易に妥協をせずにお互いに納得できるまでしっかり議論するべきである」という考え方も含まれています。

この場合でいう「和」とは、ほかと調子を合わせる「同調」ではなく、互いに尊重しつつ調和していこうとする「協調」が重要だという考え方です。体裁を取り繕うのではなく、不満はお互いに伝えて理解しあうことを伝えたいときなどに使いましょう。

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